サッカー日本代表はカタールW杯に出場できるの? 初心者の方にもわかりやすく解説!
アジア最終予選ってよく聞くけど‥
10月に開催されるサッカー日本代表のカタールW杯アジア最終予選、「よくテレビでやってるから見るけどよくわからない」なんて方も多いんじゃないでしょうか。そこで今回はアジア最終予選がどんなものなのかに加え日本は現在どのような状況で出場はできるのかということをお話ししていきたいと思います。
アジア最終予選とは?
まずアジア最終予選とはどのようなものかについて解説していきます。とても簡単にまとめると地域ごとに出場国数が制限されているW杯の出場権を獲得するための戦いです。
出場できる国は32カ国であり、地域ごとの出場国数は以下の通りです。
地域ごとに試合形式が異なり、アジアの場合は一次予選から最終予選までグループリーグ方式を採用しています。最終予選では勝ち残った12チームが2グループに分かれ自国の地と相手国での地で1試合ずつ戦うホームアンドアウェイによる2試合が総当たりで行われます。それぞれのグループの上位2チームが出場権獲得、そして3位同士がアジアプレーオフとして戦いその勝者が大陸間プレーオフへと進みます。
日本は今どういう状況?
もうすでに始まっているアジア最終予選において日本はグループBに所属しています。グループBには他にオマーン(FIFAランク79位)、オーストラリア(以下同35位)、サウジアラビア(以下同56位)、中国(以下同75位)、ベトナム(以下同95位)がいます。
9月に行われた2試合を戦い、日本は1勝1敗の4位につけています。そして10月には上位にいるサウジアラビア、オーストラリアの2チームと対戦します。
日本は出場できるの?
ここまでを踏まえて僕なりに我らが日本代表は出場できるのかということを考察してみました。結果から書くと「10月に行われる2試合にかかっている」です。この考えに行き着いた要因をいくつかお話しします。
- 置かれている状況の厳しさ
まだ2試合しか行われていませんが僕は日本は9月の試合結果によりとても厳しい状況にあると考えました。それは格下だと捉えることのできるオマーンに敗戦してしまったことです。グループが発表された時、サウジアラビアやオーストラリアと出場枠争いが起こることが予想されていました。しかしオマーンに敗戦してしまったことによって上位2チームに入るにはこれからの予選は負けることが許されません。特に10月の2試合はグループ内の強豪2連戦です。移動による疲れやコンディション調整など含めとても難しいものになることが想像できます。
「3位じゃダメなの?」と考える方もいるかもしれませんがプレーオフはサッカー大国ブラジルをはじめとする強豪国の多い南米と戦うことになるため、さらに難しいものになることでしょう。だからこそ10月の2試合を勝ち切れるかということが大切になります。
2. 日本のチーム事情
9月に行われ勝利した中国戦を見ると日本の至宝である久保選手が得点にこそ直接関与していませんが多くのチャンスをドリブルやパスで作り出しており敗戦したオマーン戦より攻撃を活性化させており日本の攻撃の中心であるということを証明していました。しかし今回の2連戦では久保選手は膝の負傷により不在です。さらにその中国戦では多くのシュートを放つも1点しか取れないという得点力不足の部分も露呈しました。今回の2連戦に臨む招集メンバーにも純粋な点取り屋と呼べる選手は大迫選手とオナイウ選手の2人だけということもあり攻撃の幅を広げる選択肢が少ない状況です。このような状況の中、得点力が見られるのかということもこの2連戦において大事なポイントです。そしてこのような状況とは言ったものの今回の招集メンバーには9月にはいなかった日本のエース南野選手が復帰しています。この南野選手がチームに復帰して馴染めるのか、さらには点が取れるのかということも含め注目の2連戦だと言えます。
以上からこれからまだまだ続く最終予選を日本が勝ち抜けるかどうかということにおいて10月に行われる2連戦がどれだけ大事かということがわかっていただけたと思います。僕としては6大会連続出場という記録をもっと更新してほしいとともにオリンピックのように成長が感じられる日本サッカーが世界で躍動する姿を見たいのでなんとか勝ち抜いてほしいです。みんなで応援しましょう!
頑張れ日本!
日程・結果|アジア最終予選(Road to Qatar) (FIFAワールドカップカタール2022 特設ページ)|SAMURAI BLUE|JFA|公益財団法人日本サッカー協会
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